視覚障害者に会ったときは、あなたの方から先に声をかけて下さい。あなたの位置がわかります。名前を言ってくださればなお結構です。
交差点やホームなどで、こまっている視覚障害者をみかけたら、きがるに声をかけ、手をかしてあげてください。
あいさつは、握手がよろこばれます。あなたをみぢかに感じることができ、したしみがわきます。
あなたのうでに手をかけさせるのが一番らくです。後ろからおしたり、身体をだきかかえたりしないで下さい。
部屋や集合場所に入ったら、広さや演壇の位置など、中のようすを簡単に説明して下さい。
視覚障害者の手をいすの背にふれさせれば十分です。座敷のときは、ふさわしい向きを教えて座らせて下さい。
お皿、茶わん、箸などの位置と、料理の内容を小声で説明して下さい。それ以上の説明は聞かれたときに。
お茶をすすめるときは、「お茶です」といって手をカップにふれさせて下さい。
その視覚障害者の位置から右・左・前・後、そして何メートル・何歩のところと教えて下さい。ただ「あちら、こちら」と指差してもわかりません。
乗り降りのときは、電車や自動車の入口やとびらにさわらせてあげれば大丈夫です。車内に空席がないときは、つりかわや棒など、手がかりになるものをつかませて下さい。
映画、テレビ、芝居、スポーツ・・・視覚障害者に縁がないものと思うのは誤りです。要点だけ説明してあげれば、いっしょに楽しむことができます。
視覚障害者を無力なものとしてあわれんだり、超能力の持主かのように考えたりしないで下さい。ただ目が不自由なだけのわれわれと同じ仲間なのです。この気持ちを根本において対応することが、真のエチケットです。